仏壇のつづき2

しかしながら、

部分的な着色ということでは、

水性塗料はまだまだという感じでした。

顔料を含むペイント材などが対象になるのですが、

白が多く含まれていて、

漆のような発色をしてくれません。

この仏壇の色は非常にみずみずしくてシャープな色を出しております。

白を多く含む水性の顔料では、曇った色合いに

見えてしまい、仕上がりに納得がいきません。

そこで、やはりここは溶剤の部分着色材を使用することにしました。

きれいなオレンジと深みのある黒を表現することができ、満足のいく仕上がりとなりました。

この辺りは、今後いろんな着色剤を使いながら、その特徴を把握していく必要がありますが、

一日乾かした水性パテと水性塗料のうえには、

溶剤を載せても、そう下地を溶かすことはなかったので、

安心して上塗りができることがわかりました。

それでも、適量と適度なスピードをもって処理しなければ、

下地への影響がないわけではありません。

この方法で仏壇の表面にある50ヶ所近い塗膜のはがれを処理することができました。

さて、次回からはクリーニング方法を説明したいと思います。

masamune について

マサムネ工房管理人の細川です。 アンティーク家具の修復や住宅の補修などをしています。 四国での生活や日々の仕事の中で感じることなどを書いています。
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