修復の順番

修復の話題に戻ります。
①観察、工程の決定
聞いた話では、上手な庭師は朝早く現場に来て、
煙草をふかしながら、ジーと庭を眺めるそうです。
イメージが固まるまで動かないそうです。
そして、休憩のときも庭を眺められるところで
ジーと庭を見ているそうです。
だからといって
一つの箱をじっと見ているだけでは、
あまりにも効率が悪いので、
やはり3個ぐらいを同時に観察します。
クリーニングをしながら、とにかく観察します。
とにかく長時間観察をします。
ここで写真をとりながら、修復をする箇所の決定をして
ノートをとります。
とにかく、この時が一番大事だと僕は思います。
修復の全工程を決定して、修復後がイメージできるまでは
簡単に手はだしません。
方法を考えながら作業をすると、迷いとなるので思い切りに欠け仕上がりが落ちます。
何も考えずに作業をすることで、仕上がりのレベルをあげたいのです。
ですので、すべてが見えるようにすることは大切なことだと思います。
HPのアンティーク家具修復 技術的な参考例 http://hakoya.masamune-workshop.com/reference.html


masamune について

マサムネ工房管理人の細川です。 アンティーク家具の修復や住宅の補修などをしています。 四国での生活や日々の仕事の中で感じることなどを書いています。
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