住宅建材の補修(リペア)

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刷毛塗り

縁甲板に色違いが発生して、色合わせの依頼。
20年ほど前は建材にも塗装された無垢材の部材がおおくありました。
下地の違いで色が微妙に違うなんてことは、よくありました。
最近では吹き付け塗装が全盛ですが、
昔は微妙なロットの色違いは刷毛で家全体の床を塗装なんてこともよくありました。
最近ではシートに印刷された建材がふえてきたので、均一でむらの少ない材料を使うことが多くなり、
現場でのコストを削減という運びになっています。
さて、一枚目の写真のいろの違いは赤みと白みの違いがはっきり出ていて、
色自体はすぐにつくることができたのですが、艶を合わせることが難しく
いろんな艶を混ぜて何度も試し塗りをして、やっと艶を合わせることができました。
色をつくるのに1時間、艶をつくるのに1時間ほどかかりましたが、
刷毛で薄く色をのせていけば、差異はめだたなく、落ち着いた艶に収まりました。