まるでいい感じに色落ちしたジーンズのように
日本人の感覚とはすこしちがうのかもしれません。 イギリスのあるディーラーから預かって修復したこのサイドテーブル、とにかく口を酸っぱくして注意を受けたのが、「この天板のメローないろをそこなわないようにしてくれ。」ということでした。最初見た時は、こんなに色が中途半端に抜けてしまっているのだから、一度天板の塗装をはがして、
塗りなおすのかなと思っていました。ですが、みればみるほど、この経年変化によるいろの代わりかたにはまりました。
たとえて言うなら、ジーパンの色がちょうどいい具合に抜けてきて、色の濃いところと、薄いところのバランスが良くなった感じでしょうか?みなさんどう思われます。