マサムネ工房・REPAIR

2011年

アンティーク家具の魅力19 Legs and Feet

ときどき仕事の空き時間にアンティークショップにいってみて、どのようなものが売られているのか観察することがあります。日本の気候と日本人の審美眼に耐えうるアンティーク家具をしっかり修復して売りだすということは、本当に精進が必 […]

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アンティーク家具の魅力18 Sabre-leg chair 

リージェンシーファニチャーの椅子の特徴にサブレ・レッグという脚の形があります。 下に行くほど外に向かって広がっている形で、日本語で言う「末広がり」という感じですね。 このタイプの脚の他にはスクロールド(ロープのようなねじ […]

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アンティーク家具の魅力17 Styleの変遷

ちょっとスポーツ観戦と食欲の秋に興味が向いている間に、あっというまに1か月がたちました。 これまで、Neoclassicalの家具を中心に、有名な家具デザイナーのチッペンデールから始まって、フランスの影響を受けたり、与え […]

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修復の基本14 塗装

やっとのことで、木部の修復が完成しました。 次の課題は無数に打ち込まれたピンの跡です。 サイドレールとバックレールにツキ板を張るということとなりました。 既存の保存ということに関しては、ツキ板をはがしてしまえば すべて元 […]

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修復の基本13 木工部分の修復3

今回は彫刻の部分です。 木材はビーチです。塗料で隠蔽される仕上がりのものなどには よくこの木材が使われています。 椅子のフレーム部分や、彫刻を施す部分などにも、 表には出てきませんが、修復には必要な木材の一つです。 足の […]

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修復の基本12 木工部分の修復2 

アンティーク家具の修復をしていると、過去に施された修復のひどさに、文句を言いたくなります。 この下の写真では、ジョイント部分のオスがありません。 カットされたのか、どうかも今となっては分かりませんが、 なぜこのまま放置さ […]

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