いただいたチケットをもって松山へサーカスを見に行ってきました。
ワールドサーカスという名前で全国を回っているようで、POPという通称で呼ばれています。
赤紫のテントのなかで煙幕を焚いていて怪しげな雰囲気です。
ほぼ全員が外国人という構成でした。
演目ごとに任されているプロのパフォーマーが、
すごい集中力でもってレベルの高い演技を見せてくれました。
ワールドサーカスというだけあって、世界のいろんな国籍を持つ人々が出演してました。
地方に来るようなサーカスだけど、子供にはちょうどいいかなと、
期待せずに行ったのですが、
個人個人がプロとしてとてもレベルの高い演技をしていて、
大人の僕たちのほうがひきつけられました。
何よりも、鍛錬のたまものである、アスリートとしての肉体美は、
均整の取れたすばらしい芸術作品でした。
演目の合間に、ピエロのお客さんいじりがあって、
ブラックユーモアたっぷりです。
一度いじられると逃げられない感じで、捕まったお客さんはずっと遊ばれていました。
久しぶりに、砂糖のたくさん載った体に悪そうな色したグミのようなお菓子の色合いを感じました。
日本風でいうと清濁併せ持つというのでしょうか?
ピエロたちの泥臭い演技が、芸に没頭する演者をより引き立てていたように思います。