こういう微妙な傷が一番目立ちやすいのは、
この真上にダウンライトがあって、
表面の陰影をしっかり照らしてくれいるからです。
上からのビス打ちでこのパネルを固定しているのですが、
かなり芯を外しているので、このように表面が膨らんでいます。
この場合に、艶が高くて、再現が難しい場合に、
補修作業をためらってしまいます。
が、こういう時こそ、しっかりと下地処理をして直しにかかります。
膨らみを抉ってすべて除去するか、
上からたたいてへこますかします。
この工程で、しっかりふくらみを消しておけば、
きちんとした面が出るので、
少しの色の差が出たり、艶の差が出ても、
きれいに直ったように見えます。
なぜなら、依頼者はふくらみを気にしているからです。
この日もしっかり叩いて、まっすぐな面をだしまして、
スプレーで着色と艶合わせのしました。
1時間ほどの作業でした。