四国中央市で補修屋を営んでいますが、
最近は高松市と高知市へ呼ばれることが多くて、
毎月2400km以上の移動をしております。
その移動の途中で、四国の景色と季節の移り変わりを
運転席からのんびり眺めながら楽しめています。
さて、季節の変わり目には材料がよく動くので、
写真のようなクラックが発生することがあります。
かなり深く割れが起こっていて、
表面の塗膜を起こしています。
このような場合は数か月様子を見てもらって、
割れの進行が止まってから処置をすることが最善の処置と思います。
接着剤を浸透させて、
奥からかためてやり、表面を削って平らにして着色をしてやります。
最後にクリヤーを吹き付けてと処置の完了となります。
木だから動くことは当たり前ですし、
表面の不具合がお施主さんとしては気になる気持ちもわかりますが、
きちんと状況をご説明して、経過観察ときちんとした対処を行えば
ほとんどの場合はご理解いただけます。
ただし、会社の方針が定まっていなくて、
このような処理を個人の判断に任せらている工務店の監督さんの場合
処置の仕方に悩んでいる方もいらっしゃいます。
お気軽にご相談ください。