マサムネ工房・REPAIR

修復

修復の基本12 木工部分の修復2 

アンティーク家具の修復をしていると、過去に施された修復のひどさに、文句を言いたくなります。 この下の写真では、ジョイント部分のオスがありません。 カットされたのか、どうかも今となっては分かりませんが、 なぜこのまま放置さ […]

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修復の基本11 木工部分の修復 1

解体が終わった時に、もうこのsofaなおすの無理じゃないかと思いました。 ジョイントはこんなだし、腐ってるし、破断して部材がなくなってるし、     これを少しづつ、少しづつ最小限の範囲で削ったり、カ […]

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修復の基本10 Sofa 解体、クリーニング

アンティーク家具の魅力15で、Sofaと呼ばれる所以をお話ししましたので、 この家具がSofaとるポイントはつかんでいただいたと思います。 少し付け加えますと、イギリスではSettleからSetteeへと受け継がれて、 […]

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修復の基本9 19th C Regency Ebonized Sofa

さて3つ目の家具はリージェンシー・エボナイズド・ソファです。 このソファーを修復したのがきっかけで、少しSofaについて調べる機会がありました。 その内容はアンティーク家具の魅力15でお話しします。 当時の学生たちの間で […]

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修復の基本8 

さあ、ここからが、このスツールの本番。 らせん状にねじが切られていて、百年近くも使われてくると、このねじの隙間が大きくなって、 ゆるくなります。このかみ合わせを直す段階です。前回の基本7で支柱のほうはパッチをいれて、なめ […]

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修復の基本7

螺旋状にピッチを持つ支柱と、受け側の溝のギャップを直します。 両方とも木材(ビーチ)で作られているのですが、やはり百年近くるくると回されると、 すりへってきます。そして、直角に立たないようになってきて、高さの調整が難しく […]

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